2020.4.24

【遊情ネット】遊タイムなど新機能搭載機に着目して早期の立て直しを

新型コロナの影響で稼動落ちが加速する中、緊急事態宣言が発令され、対象の都府県では休業を発表するホールも出てきた。遊技機メーカー側も、感染拡大防止対応で要請を受けているホールの広告宣伝自粛の影響も含めて、ホールの動きに呼応するかたちで新台の納品を延期するところが多い。これまでも海外の部品調達の遅れで納期の延期を発表するメーカーはあったが、ここ最近の事態を受けて、4月納品予定の新台は一部を除いてほとんどが5月以降の先延ばしが決まっている。

そもそも4月から5月にかけて、パチンコでは遊タイムや時短回数の緩和、突然時短といった新機能搭載機がメーカー各社から市場投入される予定だった。なかでも遊タイムは、パチスロのようにゲーム回数が遊技動機になる可能性があり、従来のパチンコになかった追いかけ要素が見込め、業界を活性化させる起爆剤のひとつとして期待されていた。実際に予定されている新機能搭載機は、看板的なコンテンツの採用、新機能の利点を活かした独自の仕様など、各メーカーの力の入れ具合を感じられるものが多く、パチンコの設定搭載機が出た当時とは、まったく異なる盛り上がりをみせていた。

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