遊技場経営大手のダイナムジャパンホールディングスは、2017年9月中間期の連結決算をまとめた。それによると貸玉収入が前年同期比4.6%減の3,971億2,700万円、営業収入が同3.3%減の772億1,100万円と収入面ではともに減収したものの、利益面では税引前中間利益を同26.7%増の84億600万円、中間利益を同42.3%増の54億3,400万円と増益を発表した。
貸玉収入と営業収入の面では、高射幸性遊技機の撤去などの影響であると分析した一方、利益面の向上は、販促費、設備修繕費など、営業経費の削減によるものとした。株主利益配分については、安定配当継続の観点から、1株当たり6円の配当を行った。また、中核事業であるホール事業の今後の見通しについては、来年2月から施行される遊技機規則の改正を「業界の健全化を促進し、遊技人口拡大のチャンスになる」と捉え、これまで以上に効果的な機械投資、 営業技術力の強化、ローコスト経営の徹底などに取り組む方針を掲げ、さらなる企業成長を遂げていきたい、としている。
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