日工組は10月28日、今後、大量の旧規則機の撤去が集中することに伴う廃棄処理の問題で、現在、倉庫等で保管されている検定・認定切れ遊技機を早めに排出することをお願いする文書を全日遊連など関係団体に送付した。
送付文書で日工組は、改正規則の施行から1年半が経過してもなお、新規則機への移行が進んでいない現状を示し、このままでは多くの旧規則機が検定、認定の有効期限近くまで設置され、その後、集中的に使用済み遊技機が発生する可能性が高いことを指摘。「日工組回収システム」における処理会社の処理能力を遥かに上回る可能性もあり、適正処理が滞る懸念が出てきているとしている。
さらに日工組では、過去に起きた遊技機の野積み問題を二度と起こさないためにも、旧規則機の処理は一丸となって取り組んでいく必要性があるとして、今後、設置することができない検定認定切れ遊技機を早めに排出するとともに、処理にあたっては日工組回収システムや遊技機リサイクル選定業者を利用するよう求めている。
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