東京都遊協の青年部会は12月7日、都内市ヶ谷の遊技会館で第31回目となる「フォーラム110」を開催し、パチンコビレッジの村岡裕之社長がスマート遊技機を軸とした業界展望を語った。
開催に先立ち挨拶に立った青年部会の柳桂観部会長は、「毎年暮れに行っていたフォーラムだが、コロナ禍で3年ぶりの開催となった。業界はいろいろと混迷しているが、今年の総括とスマスロ、スマパチの動向を含めた来年からの遊技機の展望などをお聞きし、有意義な時間にしたい」と挨拶した。
講演では、村岡社長が2022年の業界ニュースの振り返りを行い、年間を通じての遊技機販売台数でパチンコは2020年に次いで過去2番目に悪い数値になる見通しを示した。一方でパチスロは、5年ぶりに70万台超になる見通しで、うちスマスロはその9%にあたる約6万7,000台が市場に導入されたことを明らかにした。また、今後のスマスロ、スマパチの見通しについて村岡社長は、試験機関の適合が厳しい状況にあるものの、機種ラインナップの充実とともにホール営業の幅が広がっていく見通しを語った。
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