2022.7.15

【遊情ネット】集客につなげるための視野角の広い機種選定

パチンコハイミドルのメイン機種は依然として好調だが、台数が足りていないため店舗全体の4円パチンコの稼動の伸びにはつながっていないという話をよく聞く。そもそも他の導入機種が最初から粗利重視で使われているから全体稼動が伸びないといった指摘も一方にあるが、現状のほとんどのホールの課題は、話題機種の台数確保になっている。それだけ集客に影響があるからだが、現在の集客状況はコロナ禍前の8割程度で止まったまま。さらに最近は物価高やエネルギー価格上昇のニュースが目立ち、ファンの財布の紐が一層堅くなりそうな懸念も出てきた。そうした状況でも今後の遊技機環境については、はっきりとしないながらも業界各所で明るい兆しがアナウンスされている。それに向けて残存者利益が狙える部分もあるせいか、今の集客に頭を悩ませているホールは数多く見受けられる。
 
話題機種の充実したラインナップで集客したくても、投資金額やメーカーとの付き合いはもちろん、部材不足の影響でメーカー側の供給も間に合わない。ファンに訴求できるレベルの台数確保がなかなかうまくいかない中で、ホールが集客面でやれることも限られている。中堅ホールの関係者によると「エリア内の固定されたお客様を取り合う状況が続いている。ガソリン代の値上げや物価高の影響もあるが、お客様にもっと安く遊んでもらおうと、自店エリアでは0.2パチや2スロといった超低貸しを入れる店舗が最近になって増えている」という。
 
 
 

 
 
 

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