2021.6.18

【遊情ネット】2021年6月号トップコラムの補稿

今号では、多くの関係者が既に認識あるいは指摘していることでもありますが、今回の21世紀会決議改定に関する懸念を整理しました。小欄でも繰り返し取り上げてきたトピックスで、特に目新しいことはありません。ですが、自分たちで決めたルールを、事情が変わったからといって変えてしまうことが、果たして是とされうるのでしょうか。これまでになんらかの処罰を与えられた遊技場もさることながら、従前の決議内容に従って遊技機の入替計画を遂行してきた遊技場の心中は、いかばかりなのでしょうか。
 
遊技機の入替が遊技場収益を大きく左右するものであること、また遊技機価格が高騰を続けている昨今では機種選定と台数決定に苦慮されていることは、もちろん承知しています。であるならなおさら、昨年5月の団体間協議において決議内容に疑義や議論が生まれなかったのでしょうか。もし疑義や議論が生まれなかったのであれば、遊技場営業の現場とのミスマッチが起きてしまうのも仕方ないかもしれません。
 

 

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