2021.5.21

【遊情ネット】2021年5月号トップコラムの補稿

本誌では、社会的な問題解決の課題としてのSDGsのほかに、企業投資の新しい判断基準としてESG(環境・社会・企業統治)を紹介しました。SDGsとESGが、目的は異なるものの企業価値を向上させるという点で共通していること、企業がESGに配慮して業務を行なうことが、結果としてSDGsの目標達成につながるという関係性にあることを説明しました。
 
このような社会的なトピックスが出ると、かつての遊技業界では「自分たちには関係のない話」だとするきらいがあったかと思います。短期的に見れば収益の増大には結びつきにくいことではありますが、長期的あるいは広い視野で捉えれば収益だけでなく企業価値の増大に寄与するものです。消費者意識の変化もありますし、サービス業の産業特性ともいえますが、消費者の店舗選択や労働者の企業選択における差別化要因としての「企業価値増大」を考える必要があるのです。
 
 

 
 

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