2020.8.21

【遊情ネット】新型コロナ感染発覚時にとるべき対応と準備

検査数の増加もあって新型コロナの感染者数が急激に増えており、ホールでのスタッフ感染も複数確認されている。大手ホールを中心に事例が多く、いずれも即時に自社HPなどで公表されている。

一般に感染経路が不明なケースもあり、誰がいつ感染してもおかしくない状況になっているため、スタッフ数の多い大手などは感染者発覚の可能性は自ずと高まる。中小でもおそらく表に出ていない感染事例があると思われるが、そもそも公表に関するルールはない。万一自店から感染者が出た場合、故意に隠すのは論外としても、いたずらに不安を煽らないために公表しないという考え方もある。ただし不特定多数が集まるホールの業態を考えると、公表する方向に判断せざるをえないだろう。

ここまでくると自店から感染者が出ないことを祈るだけでなく、感染者は出ると想定した上で準備しておく段階にある。実際、スタッフ感染の発覚で公表に踏み切った企業は、以前から十分な感染対策をとっており、公表も含めて発覚後の対応を事前に準備していたところが多い。

例えば、感染者が出た際に同じ店舗に勤務するスタッフの処遇をどうするか。

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