児童虐待を防止する「オレンジリボン運動」に賛同している全商協および各地区遊商は11月10日、都内中央区の銀座ブロッサムで開催されたNPO法人児童虐待防止全国ネットワーク主催の「第17回子どもの虐待死を悼み命を讃える市民集会」に参加した。一般市民など総勢約500人が集まった集会には、全商協林和宏会長をはじめ、社会貢献委員会のメンバーらが出席した。
当日は、2018年の1年間に虐待などで亡くなった40人の子どもたちの名前と虐待死に至った状況が報告され、参加者全員で子どもの冥福を祈って黙祷を捧げたほか、サックス奏者の小林洋平氏とオーケストラによる演奏が行われた。
また会場では、女優でタレントのサヘルローズさんが、「出会いこそ、生きる力」と題して講演を行った。ローズさん自身のイランと日本での生活体験をもとに、周りの人に助けられたことで今があるという話を披露。ローズさんは、「もし、周りにいつもと違う様子の人がいた時は、ぜひ声をかけてあげてほしい」と語りかけるなどした。
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