2021.12.10

【遊情ネット】衆議院議員選挙に見る投票行動の変化

10月31日、第49回衆議院議員選挙が行われた。結果はどのマスコミも予想できないセンセーショナルなものだった。どのテレビ番組でも立憲民主党は改選議席を超えると予想。枝野代表も「おめでとうございます」から入る各テレビ局のインタビューに開票初期は笑みを浮かべていたものだった。ある局では「政権選択選挙で政権取れなかったんだから辞任するんですか?」と聞いていたのに対し枝野代表も何聞いてるんだ?という顔をしながら「やっと過半数の候補を擁立することができた。仲間も増えてこれからだ」と言っていたのに、実際は13議席減。比例で議席数を大きく落とした形になった。
 
維新の驚異的な強さも目立った。大阪では候補者を立てた選挙区は全勝。圧倒的な強さだった。コロナ対策では後手後手で死亡者数は東京都3,148人に次ぐ3,047人。イソジン騒動なども思い出される。一方府民に寄り添い、それでも少しでもコロナ陽性者を減らそうと懸命に動いた吉村知事や松井市長の頑張り、改革を進めようとする前向きな姿が届いたのではないかと思う。
 
自民党はまさに神がかり的な惜敗に持ち込めたとも言える。
 
 

 

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