今年の盆商戦は一部地域で水害の影響もあったが、多くのホール関係者によると、可もなく不可もなくといった結果だったようだ。
パチンコは、GW後も高稼動で推移するエヴァとリゼロは変わらず好調さをキープし、ガンダムユニコーンも平均稼動で安定。その一方でまずまずの粒揃いといわれていた盆商戦向けのパチンコ新台は当初の期待値には届かなかった。盆商戦前からパチンコ新台の稼動が落ちるのが早くなっているという懸念はあったが、その傾向が顕著化し、パチンコの新台導入を優先してきたこれまでの流れもトーンダウンしたようだ。
一方パチスロは、6.5号機の7月導入機種と盆商戦向けの新台が高稼動を示し、それら機種に座れない来店客の受け皿として番長ゼロなど既存機種に力を入れたところはまずまずの結果が得られた。6.5号機の市場シェアはまだまだ少ないためパチスロ全体の業績に大きく影響するほどではないが、実際にイン枚数、朝イチの稼動に変化がみられるという。特に盆前導入の新鬼武者2は初週アウトで2万枚オーバーを記録し、予想を大きく上回る好業績を示した。
6.5号機の現主力機は、ネットの情報などでも話題になっているように、ファンにとっては投資の見返りが期待できる。