2022.4.15

【遊情ネット】今から目を向けるパチスロの立て直し

4円パチンコの粗利負担がこのまま増していけば、自店客がついてこれなくなる時が必ず来る。そうなる前に何とかしなければと考えるホールは多く、その一つの道筋としてはやはり、パチスロの立て直しが挙げられる。とはいえ現状は新台を買えば機械代の半分も回収できず、ビッグタイトルも以前ほどの威力はない。また極端にいえば、今のパチスロはパチンコと比べて粗利が10倍ほど違う。極力新台を買わない方がリスク回避でき、集客のための設定投入も思うようにできない状況の中、パチスロの立て直しといってもかなりハードルが高い。
 
パチスロの稼動が激減しているとはいえ一定のユーザーがまだいるのも事実。そうしたユーザーが打ちたい台を揃えて設定をある程度投入できれば少しは改善の見込みが立つわけだが、部材不足の影響や新台販売台数の少なさから中古相場の底値は跳ね上がっている。初動をみてから使える台を入れようとすること自体が資金的にも物量的にも難しくなった。逆に資力のある法人は出てくる新台を最初からある程度入れても早期売却でリスク回避できるため、資力がなければ思うような機種構成に近づけることさえできない状況になっている。
 
今のところ稼動が見込めるのはジャグラー系で、新規則機移行後はなるべく稼動しやすい設定配分がなされているせいか稼動はほぼ維持できている。
 
 

 
 

RELATED ARTICLE 関連記事