2022.11.25

【遊情ネット】パチスロに良化の兆しも見通し立たない営業環境

スマスロ導入に積極的なホールは、性能というよりも入れなければ淘汰される「業界初登場」に投資しているのが大方のようだ。登場予定機種のコイン単価の高さに加え、メダルを使わない遊技がユーザーの体感にどう影響するのかといった懸念もある中で、「特賞時間が短い機種は通常時が長くなるので今の市場にマッチしないように感じる」という声も聞かれる。スマスロに対する期待が高まる一方で、実際のところは動いてみないとわからないといった見方も多い。
 
実際、年末年始までの稼働は見込めても年明け以降のイメージが湧かないというホールの意見をよく聞く。当初想定していた各ホールの運用計画も、第2弾のタイトルの遅れによって見直しを余儀なくされた。万一の場合でも二の矢三の矢を射てないため、年内の登場機種の稼働が続いてくれることを願うしかない状況になっている。また、出玉性能が高いと粗利の管理を難しくするため、従来の1日単位の管理でなく月間や四半期など長めのスパンに変更して機種管理の最適化を図ろうとしているホールもある。
 
 

 
 
 

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