2020.11.13

【遊情ネット】選択と集中

コロナ禍で、遊技場店舗数が減少傾向にあるのは既知の通りです。弊社調べでは、2019年12月31日には全国9,630店舗だったものが、2020年9月30日では9,252店舗となり、378店舗の減少となりました。減少率は約4%ですので、報道によると同じ施設型レジャー産業のカラオケボックスの減少率が約1割とのことからすると、パチンコ・パチスロには魅力と底力があることの証明なのかもしれません。

しかしながら、50店舗以上を保有している企業(グループ含む、以下同様)をグループ①、以下、10〜49店舗保有企業をグループ②、4〜9店舗保有企業をグループ③、3店舗以下保有企業をグループ④として、保有店舗数で区分してみると様相が変わって見えてきます。

まず、2019年12月31日現在の状況です。企業数はグループ①が8社、グループ②が191社、グループ③が396社、グループ④が1,861社ありまして、全体で2,456社となりました。一方で店舗数はグループ①が1,297店舗、グループ②が3,395店舗、グループ③が2,194店舗、グループ④が2,830店舗ありまして、全体で9,630店舗となります。①と②を合わせた199社で4,692店舗を保有していることとなり、200社で店舗数の半分を占めているのです。

続いて、2020年9月30日現在の状況はどうでしょうか。

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